スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- |スポンサー広告  

花の都大東京

【バナナマフィンの華麗なる(?)軌跡】
-第17話;花の都大東京-

ドキドキしていました。ソワソワしていました。ポニーキャニオンの第3次オーディションを受けるために、いよいよ東京へ出発する日がやってきたのです。
ワンは、53より先に飛行機で東京へ向かいました。そして羽田空港に到着。高校の同窓生が車で迎えに来てくれていて、そのドゥシの顔を見たとき、ちょっと落ち着いた覚えがあります。羽田空港から車で移動し、友人宅へ。久々の再会で盛り上がったわんきゃは、早速酒を酌み交わし、夜中まで大騒ぎしていました。
翌日、53は新幹線で東京入り。ワンは友人とともに東京駅に53を迎えに行きました。53も若干の緊張があったような気がします。53と合流後は、翌日に迫ったオーディションの作戦会議(らしきもの)をしましたが・・・ただ緊張感を高めてしまうだけで、まるっきり逆効果でした(笑)。

そして、いよいよ第3次審査です。レコード会社から連絡があった四谷(・・・だったと思う)のスタジオでオーディションでした。そのスタジオに入り、受付で「オーディションを受けに来ました」と伝えると、控え室に通されました。
全国から2次審査を突破してきたアーティストの方々が、時間をずらして審査を受けているようでした。この頃は、いわゆるバンドブームだったので、わんきゃ以外は、みんなバンドの方たちだったように思います。
しばらくして、控え室でキンチョーしながら待っていたわんきゃの元に「はい。バナナマフィンさん、ど~ぞ~」とスタッフの方がやってきました。わんきゃはその方についていきます。・・・・で、着いた先というのが、メジャーのアーティストの方々がレコーディングで使っているであろう本格的なスタジオでした。テレビでレコーディング風景などが放送されることがありますが、まさにアレです。
まず、わんきゃが通されたのがPAの部屋でした。その部屋のソファに「ど~ぞ、おかけください」と案内されます。ワンは、本格的なスタジオに圧倒され、若干ギクシャクしながらソファに座りました。そこに、レコーディングディレクター(だと思う)、PAのエンジニアの方(と思われる)、そしてこのオーディションでわんきゃのマネージメント担当をしてくれるスタッフの方、その他数名のスタッフの方が集まりました。
そこで、わんきゃは、2次審査でも聞かれたような質問を受け、それに同じように答え、それを聞いたスタッフの方々は終始ニコニコ・・・といった感じで時間が過ぎます。・・・で、一通り話しが終わると「じゃ、実際に歌ってください」ということになり、わんきゃはPAルームから奥のスタジオへと案内されます。

このスタジオが、またトンデモナクすごかったです。スタンディングなら200人ぐらいのキャパがあるんじゃないだろうか?と思われる広さで、天井は以上に高く・・・しかし、声の反響などは一切なく、純粋に音を録音するために完璧に作られた空間・・・という感じでした。
そのスタジオに、わんきゃ専用のマイクが2本。ヘッドホンが2つセットされていました。わんきゃがその場に立つとガラス越しのPAルームから、ディレクターの方が「ヘッドホンをつけてくれ」みたいなジェスチャーをしました。わんきゃは言われるままにヘッドホンをつけます。

「どうですか?」

ヘッドホンから、PAルームのディレクターさんの声が聞こえます。・・・スゲエ・・・ワンは、それだけで感動しました(笑)。

「今からマイクテストを行います。トラックを流しますから、レベルの確認をお願いしますね」

ディレクターさんが、そういうと、ヘッドホンにNUFF EXPECTで使ったトラックが流れてきました。普段使っている音を聞いて、ワンはスーッと落ち着いていきました。そこで、軽く声をを出して、しっかりと聞こえるか確認をします。(・・・・・のちのち、これをモニターチェックというんだということを知ります)。わんきゃはそれぞれトラックと自分の声と相手の声のレベルの調整を行ってもらい・・・しばらくして「OKです」という返事をしました。

「それじゃー、軽く歌ってもらっていいですか?」

ディレクターさんの問いかけに、わんきゃはキンチョーしながらも「ハイ」とうなづきました。それを見てディレクターさんがきっかけを出し、【Sooner or Later】のトラックが流れてきました。ワンと53は、互いにアイコンタクトをして、普段どおりにドカーーーーン!!と歌いました。
PAルームでは、わんきゃの声が部屋全体で聞こえるらしく、スタッフの皆さん全員が両手をたたいて大爆笑しながら、わんきゃの歌を聴いていました。それを見て、ワンはさらに絶好調になりガンガン歌います。ここまでくると本当に気持ちよくて、普段のライブで歌っている感覚でした。そして、無事に1曲歌い終わると

「OKで~~~す。お疲れ様でしたー。」

とディレクターさんが言いました。わんきゃは、ヘッドホンを外し、PAルームへと戻ります。そこでは、スタッフの皆さんがニコニコしながらわんきゃを迎えてくれました。そして、「リリックがおもしろいね~」とか「普段の活動は、どんな感じなの?」とか「東京に出てこないの?」とか、そんな話をした覚えがあります。
で、ひとしきり世間話が終わった後、

「じゃ、第3次審査は以上です。ありがとうございました。」

ということになりました。わんきゃは、「ありがとうございました」とお礼を言って、スタジオを出ました。
【やれることはやった】という達成感に包まれていたワン、安心したことと、貴重な経験ができたことで、いい気持ちになりながら東京の街を歩くのでした。


つづく

第1話;レゲエとの出会い
第2話;レゲエにドップリはまったのだよ
第3話;クラブ・ケンムン
第4話;リリックを書き始める
第5話;まずはセレクターとして
第6話;小倉にレゲエDJ誕生
第7話;1人から2人へ
第8話;ようやく名前が決まります
第9話;月1のレギュラーで鍛えられます
第10話;幻のファーストアルバム
第11話;激動の時期
第12話;上がったり下がったり
第13話;ありそでなさそで
第14話;ダメ人間ぶり全開の日々
第15話;その時歴史が動いた・・・かも
第16話;先立つものが必要なのよ


ブログランキングに参加してます。1日1回のクリックで応援をお願いします。
  現在70位台をウロチョロしてます→人気BLOGランキング
  現在10位争いをしております→FC2ブログランキング

関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。